前回は、マイホームのお金にまつわる内容でしたが、今回は「どんな家がbetter?」をテーマに、建物の基準についてお届けしていきたいと思います!!
suzukuriメルマガが、皆さまの家づくりの不安や悩み解消の手助けになれば幸いです♪
マイホーム計画を考えた時に、まずは住宅会社や展示場を回るという方・・・「ちょっと待って!!」
じつは、何も知識がない状態で回れば回るほど、『家って何を基準に比較すればよいのか?』混乱したり、分からなくなってしまうケースが多いのです。
これは、各社ごとに大事にしている性能がそれぞれ違うためです。
今回はそうならない為に、住宅の機能や性能について解説します。
住宅性能表示制度という住宅品質を表示する制度で定められた、次の10項目のことです。
1. 構造の安定
2. 火災等の安全
3. 劣化の軽減
4. 維持管理更新への配慮
5. 熱温環境
6. 空気環境
7. 光・視環境
8. 音環境
9. 高齢者等への配慮
10.防犯
一言でいえば、『重視する』という考え方ではなく、『優先する』という考え方が正しい捉え方でしょう。
何かの性能だけを向上させても他の性能とのバランスが悪ければ、逆に劣化しやすくなったり、強度が落ちやすかったりする事もあります。
そのため、性能において最も重要なのは【バランス】です。
実は10項目の性能は、得られる効果を大きく2つに分ける事ができます。
建物への効果 | 住環境への効果 |
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1. 構造の安定 2. 火災等の安全 3. 劣化の軽減 4. 維持管理更新への配慮 5. 熱温環境 6. 空気環境 |
5. 熱温環境 ※両方に共通 6. 空気環境 ※両方に共通 7. 光・視環境 8. 音環境 9. 高齢者等への配慮 10.防犯 |
住環境への効果がある性能項目は、建築後でも比較的安く改善ができます。
そのため優先すべきは、下表の左側にある建物への効果=「建築時でないとやりにくい、建物そのものへ効果がある性能」といえるでしょう。
建物への効果 ⇒ 建築時に優先すべき |
住環境への効果 ⇒ 建築後でも改善可能 |
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1. 構造の安定 2. 火災等の安全 3. 劣化の軽減 4. 維持管理更新への配慮 5. 熱温環境 6. 空気環境 |
5. 熱温環境 ※両方に共通 6. 空気環境 ※両方に共通 7. 光・視環境 8. 音環境 9. 高齢者等への配慮 10.防犯 |
いかがでしたか?
良い家づくりに大切なのは、何を優先すべきかをよく考えて、性能のバランスをとることです。
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次回も建物や土地の比較方法を知る情報をご案内していきます。