「賃貸vs持家」「戸建てvsマンション」暮らしに余裕を持つならどれ? - suzukuri
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「賃貸vs持家」「戸建てvsマンション」暮らしに余裕を持つならどれ?

皆さん、突然ですが質問です。

下記の住まいのうち、もっとも経済的に安定して、快適に過ごせる住まいはどれでしょう?

 A : 持家 戸建て
 B : 持家 マンション
 C : 賃貸 戸建て
 D : 賃貸 マンション

正解は…

” A : 持家 戸建て ”になります。順位としては次の通り、

 1位 : 持家 戸建て
 2位 : 賃貸 戸建て
 3位 : 賃貸 マンション 
 4位 : 持家 マンション

…という順番になります。さて、その理由が気になりますね。
早速、それぞれの理由を見てみましょう!

経済的に安定して、快適に暮らせる住まいのカタチ

住まいのカタチの違いによる経済的な負担の具合を順に見ていきましょう。

1位 : 持家 戸建て

  • 住宅ローン以外にはほとんど費用がかからない。
  • メンテナンス費用は家計を見ながら自分たちでタイミングを図れる。

2位 : 賃貸 戸建て

  • 家賃以外に費用がかからない。
  • 賃貸のため、住み心地は建物によりけり。



3位 : 賃貸 マンション

  • 家賃の他に、共益費や駐車場代が別途でかかる。
  • 子供の成長に合わせて部屋数を増やすと家賃が高額になりやすい。


4位 : 持家 マンション

  • 購入額は" 持家 戸建て "より安くなるケースが多いが、住宅ローン以外に修繕積立金や共益費、駐車場代が固定費として毎月必要
    ⇒実質支払い額は、もっとも高額になるケースが多い。
  • 住宅ローン審査には「購入額ベース」で審査する金融機関が未だに多いことから、限度額いっぱいで計画すると、固定費〔住宅ローン+修繕積立金+共益費+駐車場代〕が重なり、暮らしに余裕がなくなりやすい。
  • メンテナンスはマンション住民の総意で決めるため、家計のタイミングに合わないことがある。

いかがでしょうか?
住まいのカタチによって、住まいの費用=特に経済的な負担が異なる点についてご理解いただけたと思います。

◎持家の場合は「実質支払い額」。

◎賃貸の場合は「長期的な住処とするか否か」「長期的に住むなら部屋数が必要になった時、家賃アップを覚悟する」「家賃アップが難しいなら子どもの転校も視野に入れておく」など、ライフプランやライフステージに応じて様々な可能性を考慮しておくことが、後の暮らしに余裕を生むポイントになります。

気を付けたい、” 持家 マンション ”の注意点

さて、よく皆さんが目にする広告の中で、パッと見ただけで本質を最も理解しにくいのが” 持家 マンション ”です。
お手元にマンションのチラシがあれば、是非そのチラシの中で最も小さい文字を探してみてください。

ほとんどのチラシにおいて、その小さな注意書きの中に、後の暮らしに影響する購入額以外の費用〔修繕積立金+共益費+駐車場代〕が記されています

『こんなとこ読まないよぉー!』 『聞いてないよぉー!』っと後になって思うことばかりですが、現在のマンション販売はこういった表記ばかりです。

買い手が気をつけないと、買った後の暮らしは誰も助けてくれません。
もし、” 持家 マンション ”を検討される方がいらっしゃれば、チラシは熟読してから見学に向かうことをお勧めします。

「経済的に安定して、快適に暮らせる住まいのカタチ」という観点で住まいを比較してきましたが、一方で利便性という点においては“ 持家 マンション ”がナンバーワンといっても良いでしょう。

 

まとめ

私が住宅建築コーディネーターという専門資格を取った際にも改めて学んだことですが、『買うために必要な情報』と『住むために必要な情報』は違います

たくさんの専門家の手を借りなければ作れないのが住宅です。
だからこそたくさんの観点があります。

そのため、住まいの検討には買うため(借りるため)に必要な情報と住むために必要な情報の双方を見ていくことが、後の暮らしを明るく安定したものとするPOINT!です

suzukuriでは住宅建築コーディネーターを推奨資格としており、複数の資格者が在籍しております。
お気軽に【これからの住まいの相談】をお聞かせください。

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