30歳代で建てるのにはワケがある!マイホームを建てる年齢とその後のメンテナンスのお話 - suzukuri
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30歳代で建てるのにはワケがある!マイホームを建てる年齢とその後のメンテナンスのお話

いつかはマイホームを持ちたいけれど、まだまだ先のことと思っている方、
いつごろ、何歳ぐらいで建てる人が多いのか興味ありませんか?

初めて住宅を取得した人の年齢は、30歳代が最も多いという国のデータがあります。
そして、30歳代でマイホームを持つ人が多いのにはキチンと理由があります!!

今回は、マイホームを建てる年齢と建てた後にかかるメンテナンスのお金のお話です。

 

何歳で建てる人が多いの?

国の調査によると、初めて住宅を取得した人の年齢は30歳代が最も多いというデータがあります。※1  

さらに 詳しく見ていくと、注文住宅、分譲戸建住宅、分譲マンションを初めて取得する年齢は30 歳代が最も多く、中古戸建住宅、中古マンションでは40歳代が最も多いということがわかります。 中でも注文住宅を購入する人の年齢の割合は、下記のグラフのように30歳代くらが最も多く、平均年齢は39.5歳となっています。

完済年齢から逆算し30歳代で購入する人が多い

 初めて住宅を購入する人に30歳代が多い理由は、住宅ローンの完済年齢が影響しています。住宅ローンの完済は、金融機関によっても違いますがだいたい75歳または80歳までと期限が設けられているためです。

 例えば、「住宅ローンの支払い期間を35年として、75歳までに完済したい」と想定すると… 40歳で住宅ローンをスタートしないとギリギリですね。このように、完済期間に少し余裕を持たせたい!と考えて30歳代で住宅購入に踏み切る人が多いようです。

 

年齢とメンテナンス

建てる年齢と住まいの関係性において、忘れてはいけないのがメンテナンス時期。
実はコレ、結構大事なんです!

例えば、預貯金もなく子供に大きなお金がかかる時期に200万円のメンテナンス費がかかる!といわれたら
こうなると、リフォームローンを新たに組むか、他の目的で貯めていたお金を使うことになってしまいます。
当たり前ですが、住宅ローンに加えてさらなるローンは出来るだけない方が暮らしは安定します。

実はこの問題、何歳で新築して何歳頃にどんなメンテナンス費が必要なのか?を事前に把握して計画すれば、ある程度解決できます!

リフォームの方法によってこんなに違う修繕費用

外壁と内装の価格の例について、修理・メンテナンス方法と、それに掛かる費用を見比べてみましょう。

外壁をリフォームする場合と清掃を自身で定期的に行う場合 ~ 修繕箇所が150㎡程のケース~

  1. 張り替え工事
    ・既存のサイディングボードを撤去して新しいボードを張る → 170~240万円
    ・今あるサイディングボードの上から新しいボードを張る → 160~210万円
  2. 上塗り工事
    ・既存ボードを剥がして塗装する → 110~190万円
    ・既存ボードの上から塗装する → 90~150万円
  3. シーリングのみのリフォーム工事
    ・打ち替え(既存シーリングを撤去し新しいシーリングを打つ) → 15~21万円 + 足場代
    ・打ち増し(既存シーリングの上から新しいシーリングを打つ) → 12~18万円 + 足場代
  4. 自身で定期的に清掃を行ってメンテナンス
    ・清掃洗剤費用、雑巾、歯ブラシ、酢による汚れ落とし → 洗剤代 + 水道代1,000円

内装クロスの張替えと清掃を自身で定期的に行う場合 ~ 修繕箇所が150㎡程のケース ~

  1. 張り替え工事
    ・既存のクロスを撤去して新しいクロスを張る → 40~60万円
  2. 部分補修
    ・はがれた部分にカッターで切り込みを入れ専用の接着剤で予備のクロスを張る → 修繕費:2,000円
  3. 自身で定期的に清掃を行ってメンテナンス
    ・清掃洗剤費用、雑巾、歯ブラシ、酢による汚れ落とし→ 洗剤代+水道代1,000円

定期的な清掃を行っていくだけでもメンテナンス時期を遅らせることが可能ですし、リフォーム内容によっても大幅にコストが変動します。
是非、頭の片隅に置いておいてくださいね。

 

まとめ

①住宅ローンの完済年齢から逆算し、初めて住宅を取得する年齢は30歳代が最も多く、注文住宅を購入する人の平均年齢は39.5歳

②何歳で新築して、何歳のころどんなメンテナンス費が必要なのか?事前に把握して計画できればその後のお金の問題も解決

今回は一般的な情報を掲載しましたが、「私も建てられるのかな?」「そんな余裕ないよー。みんなどうやって資金繰りしてるの?」などなど、疑問が浮かんだ方もいらっしゃると思います。
さすがにコレは無理でしょっ!
!と思うようなことでも、まずは一度相談してみてください。

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※1 出典:「平成29年度 住宅市場動向調査報告書」(国土交通省) 

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