家づくりを考えるとき、収納にこだわりたい!と思う方が多い一方、失敗した…と後悔される方も多いようです。
国土交通省による平成30年の住生活総合調査によると、収納の多さや使い勝手に関して多少不満・非常に不満と答えた方を合わせて実に3人に1人以上(35.6%)の方が何らかの不満を持っていることがわかりました。
失敗しない収納って?家づくりの先輩たちはどんな収納を選んだのか、suzukuriの実例とともにご紹介します!
ひとくちに「収納」といっても、いろいろな種類がありますよね。
ここでは、家づくりの際にぜひ検討したいこだわりの収納スペースについていくつかご紹介します。
ご家族全員のお洋服を1ヶ所にまとめて収納するスペースです。
玄関からすぐの場所や、ランドリースペースにつながっていることで、生活動線がスムーズになります。
時短につながることや、コロナ禍で帰宅後すぐに着替えて手を洗うといった流れができたことなどさまざまな要因が考えられますが、実際にsuzukuriでもファミリークローゼットを採用される施主様が多くなってきています。
ただし、ファミリークローゼットがあるからといって個室にクローゼットがいらないというわけではありません。
例えばプライバシーが大切な物や趣味の物などを置くための小ぶりな収納は各部屋に確保した方がよいでしょう。
ちょっとした調理家電や食材がたくさん保管できるパントリーをキッチン横に設けることで、キッチンがすっきり片付きます。
収納したいものは各家庭によって違いますので、ウォークインタイプにするか?棚の高さや奥行きは?などを具体的にイメージしながら検討することが大切です。
アウトドア用品やDIYの道具などをたっぷり置いておけるシューズクロークも、近年人気が高まっています。
上着やバッグなども置けるようにしておくと、動線がスムーズになります。
ただの物置になってしまわないよう、出入り口や照明にもこだわってオシャレな空間にしたいですね。
収納スペースを作りたいけど広さに余裕がない!というときは、ロフトや小屋裏を検討してみましょう。
作ってはみたもののほとんど使っていない…という失敗例も見受けられますが、もし頻繁にものを出し入れするようなら、はしごではなく固定階段にすると使い勝手が良くなりますよ。
いつもキレイにしていたいリビングですが、いつの間にかモノが増えて散らかってしまいがち。
広々と使いたい気持ちもある一方で、ある程度の収納スペースは必要です。
なるべくスッキリするように隠す収納と、あえてオシャレに見せる収納とをうまく使い分けましょう。
ここからは、suzukuriで実際におうちづくりをされた先輩方の「こだわりの収納」をご紹介します。
是非参考にしてみてくださいね。
家族専用玄関から帰宅した子どもたちは、まずファミリークローゼットを通ってランドセルなどを片付けます。
そして洗面・脱衣室を兼ねた家事室で手を洗ってからLDKに…と移動がスムーズ。
忙しいママにとって何より嬉しい、とことん家事動線にこだわったHuttoの家。
毎日を快適に過ごすコツが要所要所にちりばめられています。
自由にアレンジできるスタイルにときめいたVientoの家。
奥様には「自分だけの物を収納できる空間が欲しい」というご希望が。
そこで、室のクローゼットスペースを2つに分け、夫婦それぞれのクローゼットを設けました。
玄関を入ってすぐ横に、ウォークインでゆったり使える土間収納があるVientoの家です。
間もなく第2子を迎えるタイミングで新築。
ベビーカーやお子様の遊び道具なども余裕で収納できます!
寝室に大容量のオシャレなクローゼットを設けた、センス抜群のVientoの家。
まるで海外のデザイナーズホテルかと見まがうような黒フレーム透明扉のクローゼットは圧巻です。
担当者と一緒に海外インテリアのイメージ写真をいろいろと検討したそう。
ホテルライクな寝室は、毎日の疲れを癒す最高の空間です。
Vientoを選んで良かったと思うポイントの一つに「収納の多さ」を挙げてくださった施主様。
特にパントリーは「あってよかったと思うものナンバー1!」とのこと。
備蓄用のストックや子ども用の食材を買いだめしやすく、とても便利なんだそう。
災害に備えて食品を日常生活で消費しながら備蓄する「ローリングストック」がスムーズにできるので、防災意識の高いご家庭にもパントリーはオススメです。
どんなに流行りの間取りでも、自分たちの生活スタイルに合わない収納では満足につながりません。
誰がどう動くのかといった生活動線や、どこにどんな物をどれくらい置きたいのかといった生活習慣に合わせた収納で暮らしやすい家づくりを目指しましょう。
特にこだわりたい部分やご家族のご要望は担当者に伝え、希望に沿った収納スペースを提案してもらうことをオススメします。
suzukuriは優れたヒアリング力・提案力で大満足の家づくりを叶えます!
今回ご紹介した施工事例なども参考に、ご家族の生活スタイルに合った収納のカタチを見つけましょう♪