
厚木市には相模川をはじめ、中津川や小鮎川など豊かな水辺環境が広がっています。
川沿いで暮らすことは、自然を身近に感じながら四季を楽しめる魅力的なライフスタイルです。
しかしその一方で、湿気や洪水リスク、さらには近年増えている強風災害への備えも欠かせません。
今回は、厚木市エリアに特化した川沿い暮らしを快適かつ安心にするための家づくりポイントを5つご紹介します。
相模川周辺は、散歩やジョギング、釣りなどを日常的に楽しめる環境です。
厚木市内には河川敷を利用した公園も多く、子育て世帯にとっては自然体験や遊び場として活用できます。
また、水辺は季節ごとに多様な景観が楽しめ、夏の花火大会や秋の紅葉など、暮らしに彩りを添えるイベントも身近に。
都市部では得られない、自然と一体感のある生活が魅力です。

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川沿いでは、周辺の水分を含んだ空気が住宅内にこもりやすく、特に換気が不十分な部屋では湿気がたまってカビや結露が発生しやすくなります。
そのため、床下や居室の換気を計画的に設計することが重要です。
床下の均一な通気を確保する工法や、24時間換気システムの給気口・排気口を適切に配置することにより、湿気を外へ効率的に逃がすことができます。さらに、除湿機能付きエアコンや浴室乾燥機を組み合わせれば、日常生活でも湿度管理が容易になります。
加えて、天井にシーリングファンを設置することも効果的です。
室内の空気を循環させることで、湿気が一箇所にたまりにくくなり、結露やカビの発生を抑えられます。
夏は冷房効率を高め、冬は暖気を部屋全体に行き渡らせることができるため、湿度と温度の両面で快適性を向上できます。

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川沿いの住宅では、豪雨や強風といった自然環境への備えも重要です。
近年は静岡県で竜巻被害が報道されるなど、突風や飛来物のリスクが注目されています。
こうした災害に備えるには、強化ガラスを使用した窓の採用や、シャッター・雨戸の設置が有効です。
強化ガラスは割れにくく、飛来物による破損リスクを軽減でき、シャッターや雨戸は豪雨・強風の両方に対応できます。
さらに、川沿いでは西日や夏の直射日光が強くなる傾向があるため、庇(ひさし)やルーバー、遮熱カーテンなどを取り入れ、日射をコントロールしたり軽減する工夫も快適な室内環境づくりには欠かせません。
厚木市は相模川流域に位置するため、台風や集中豪雨時には浸水リスクがゼロではありません。
市のハザードマップを活用して、敷地が浸水想定区域に含まれるか確認しておくことが大切です。

厚木市の各種ハザードマップはこちらから確認できます。
敷地選びに加え、基礎を高く設計する、排水計画を徹底するなどの対策も有効です。
庭に透水性の舗装を採用したり、雨水タンクを設置して一時的に水をためる仕組みを取り入れることで、浸水被害を軽減できます。
川沿いに暮らす魅力を取り入れるなら、Vientoのインナーバルコニーの眺望を活かした間取りがおすすめです。
休日にはデッキでの自然との一体感を感じながらの食事や読書など、自然豊かなライフスタイルを楽しめます。

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また、リビングや寝室を川側に配置し、大きな窓やデッキを設けることで、日常生活の中で自然を感じられます。
この他、外構に季節の植栽を加えると、川辺の景観と一体化した庭づくりが可能になります。
ここまで、厚木市の川沿いで暮らす魅力と、快適に暮らすための住まいづくりの工夫についてご紹介しました。
川沿い暮らしは湿気や浸水リスクへの備えが必要ですが、適切な設備や設計を取り入れることで、自然と調和した快適な生活が実現できます。
地域を熟知したスタッフが、安心で快適な川沿いライフの実現をサポートしますので、是非、suzukuri厚木店へご相談ください。